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2017年3月17日 更新

ハイビスカスをまとった新しい翼 新鋭機ATR まもなく就航

2017年4月に日本エアコミューターで就航予定の新鋭機ATR。現在、就航に向けて着々と準備が進んでいます。今回は1月に行われた機体領収前飛行の様子をお伝えします。なかなか見ることができない航空機の領収の様子は必見です!

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新鋭機MSN1215号機の完成です!

Bonjour,comment allez-vous?(フランス語でこんにちは、ご機嫌いかがですか?)今回は日本エアコミューターが導入する新鋭機材“ATR42-600”型機の領収前確認飛行の様子を紹介します。
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この飛行機はフランス南部の都市トゥルーズに本拠地を持つATR社が製造する航空機です。日本エアコミューターでは2015年6月に購入契約を結び、2017年1月の納期に向けて準備をしてきました。購入契約どおりに当社向けの航空機製造番号MSN1215号機が完成しました。

現地での機体領収を大公開

そこで日本エアコミューターでは、この機体の領収のために7名の社員(所属内訳:整備部2名、整備管理部3名、経営企画部1名、飛行試験室操縦士1名)をトゥルーズへ派遣し確認作業にあたりました。
約2週間をかけて領収に必要な書類の記載事項、機体の健全性、装備品が正しく設置されているかなど細部にわたって確認作業を行っていきます。
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そのなかで最も重要な確認は領収前の確認飛行です。この確認は地上でのエンジン作動確認の後、実際に飛行機を飛ばして各種システムが設計値どおりに機能するかを確認します。
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この飛行での確認事項を一部例に挙げると「操縦系統」・「自動操縦装置」・「燃料供給装置」・「空調機器」・「電気系統」・「防除氷装置」・「与圧系統」・「速度警報装置」、さらに数多くの項目を定められたチェックリストに従って確認していきます。
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特にエンジンの確認事項は大変重要で、高度約7,600mで片側のエンジンを停止させて安全に飛行することが可能であること、また、エンジンの再始動が順調にできることなどを入念に確認します。
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失速警報装置の確認では飛行機を意図的に低速で飛行させ、パイロットへ警告を発する機能が正常かを確認します。
この領収前確認飛行は、当社職員とATR社職員の綿密な準備とコミュニケーションにより、予定どおり終えることができました。ちなみに昼食は、ATR社の社員食堂へお邪魔して日仏合同チームで和気あいあいと過ごしました。最低でも1時間かける食事はフランス人の食文化を象徴していました。
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