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2016年11月30日 更新

787の魅力を紹介します!シリーズ(ワイパーの働き編)

これまで何回かに分けてご紹介してきました、ボーイング787機の魅力をJALのパイロットがお伝えする人気企画です。 今回は、副操縦士の橋本が他の機材には無いワイパーの働きについて語っています。

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飛行機も雨の日はワイパーが欠かせない!

今回は、車を運転するときに、雨の日でも安全に運転するための必須アイテムとなる「ワイパー」についてのお話です。

車を運転される方も多いとおもいますが、雨の日にワイパーなしでは前方が見えにくく、安全に運転することが難しくなりますよね。
それと同様に、飛行機も雨の日にはワイパーがとても重要です。

これが作動しない場合、空港周辺で雨が降っていると離着陸してはならない。と整備規程で決められています。
このワイパーですが、JAL保有機材では787のみ縦に取り付けられていて、これにより騒音の軽減効果があるとも言われており、エンジンなどに比べると目立ちにくいのですが、低騒音・高燃費を目指す787の特徴の一つです。
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ウォッシャー液の装備があるのは、787だけ!?

さて、話題を再び車へ戻しますが、山道を車で走っていた場合だんだん窓が汚れてきませんか?
砂埃や虫、さまざまなものがくっついて前がやや見づらい...そんな経験をお持ちの方もいらっしゃると思います。
そのような時に活躍するのがウォッシャー液です。

実はこのウォッシャー液、787には装備されているのです。
というのも現在JALが保有している機材の737・767・777はコックピットの横の窓が開けられる設計になっていて、窓が汚れた場合ここから手を伸ばして拭き取ることができるため、ウォッシャー液の装備がありません。ところが787のコックピットの窓は開かない設計になっていて、コックピット内から手を伸ばして正面の窓を拭くことができないのです。
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そのため、離着陸の際に虫などがぶつかって窓が汚れてきた場合、787も車同様にウォッシャー液を窓にかけワイパーを動かすことである程度の汚れを取ることができます。
このウォッシャー液は、ジャンボの愛称で知られる747型機には装備されていましたが、一階建てのボーイング機材では初の装備です。
これがあるおかげで、窓を傷つけずに汚れをとることができるわけです。

787にご搭乗の際にはぜひ見てみてくださいね。
この他にも787の魅力をお伝えしている記事があります。続きは、旅コラムでご覧ください!
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翼ノート編集部 | 1,249 view

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